約20年の幼児・児童・生徒たちの指導経験の中で、保護者の方々から最もよくいただく質問は、以下の3つです。
  1. 「子どもが自分から机に向かわないが、どうすればいいか?」
  2. 「計算問題はできるけれど、文章題になると解きたがらない。なにかいい方法はないか?」
  3. 「いつから始めればいいのかわからないので教えてほしい」

   このようなご質問の背景にある不安に真摯に取り組むことから、ひらめき教室&涵養塾はスタートしました。

   この3つの質問について、私どもとしての回答をご用意しました。

   お読みいただくことで、なぜ今『読み解く力』にこだわるのか、ご理解いただけると幸いです。

約20年の幼児・児童・生徒たちの指導経験の中で、保護者の方々から最もよくいただく質問は以下の3つです。
  1. 「子どもが自分から机に向かわないが、どうすればいいか?」
  2. 「計算問題はできるけれど、文章題になると解きたがらない。なにかいい方法はないか?」
  3. 「いつから始めればいいのかわからないので教えてほしい」

     このようなご質問の背景にある不安に真摯に取り組むことから、ひらめき教室&涵養塾はスタートしました。

     この3つの質問について、私どもとしての回答をご用意しました。

     お読みいただくことで、なぜ今『読み解く力』にこだわるのかについてご理解いただけると幸いです。

Q:うちの子は、自分から机に向かいません。勉強が嫌いみたいなのですか、大丈夫ですか?

A:ご安心ください。ご心配なさらないでください。

ひらめき教室&涵養塾には、机に向かう姿勢が身につく『しかけ』 があります。

「めんどくさい」
「ほかにやりたいことがある」
「何をするのかわからない」
「どんな順番でやればいいのかわからない」など、
自分から机に向かわない子どもたちの言い分はいろいろあるでしょう。

ですが、
よくよく耳を傾けてみると
「なにを、どうすればいいのかわかりさえすれば、やってもいい」との声や
「わからない、むずかしいからやりたくないけれど、わかったら楽しい」という声も、実際聞こえてきます。

実は、ひらめきジュニア(幼児部)経験してきた子どもたちであれば、自分から机に向かう自学自習の基本姿勢は身についているのです。

自学自習とは

① 何をどのようにして学べばいいのかわかり、

② 分からなくなったらどうすればいいのかもわかる。

③ ゆえに、自分自身の力で学びを進めることができること、です。

※ひらめき教室&涵養塾でも、基本的な取り組み方は、ひらめきジュニア(幼児部)と共通です。

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段階を飛び越えると無理が生じて、理解がついていきません。

わからないことはやりたがらないのが、子ども。わかるとやりたがるのも、また子どもです。
やれることからやろう、やりたいだけやろう。
あれこれいろいろな問題集を使わずに、算数検定・漢字検定の問題集を使う理由もそこにあります。
自分が目指す級ごとに、やるべきことが厳選された問題集を使うことで、自分の力に合った、段階を飛び越さない学びを実践することができます。
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ひらめき教室&涵養塾では「わからない」を「わからない」ままには、しません。

わからないことが出てきた場合には、個別に指導者に質問できる環境を整えています。
それぞれの学習内容の習熟度に応じた課題に取り組むとともに、
仮にわからないことが生じても、どこに戻ればいいのか的確に見極め対応することで、
時に過去に学んだ事柄を復習しながら「個に応じた学習」を進めていきます。
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今何をするのかが、明確です。

漢字検定算数検定は、基本的に4か月ごとに実施されます。
自ら設けた身近で明確なステージである「算数検定〇級合格 漢字検定□級合格」に向けて、
日々の学習目標を自ら定め(目標設定)、問題や課題にどのように取り組めばいいのか考えながら(計画管理)、
個々の進度にあわせて指導することで、今何をすべきかを子どもでも把握しやすい学習環境を整えることも出来ます。
無理して机に向かっても結果はともないません。
自ら進んで机に向かう道筋①~③を用意できることこれがひらめき教室の "答え" です。
Q:うちの子は、計算問題は得意ですが文章題が苦手です。ついていけるかしら?

A:ご安心ください。だいじょうぶです。

ひらめき教室&涵養塾には、文章題が得意になる『しかけ』 があります。

実はひらめきジュニア(幼児部)を経験してきた子どもたちであれば、文章題に向かい、それを読み解く基本姿勢は身についています。
文章題とは、『その文章に込められた言葉の意味を、その場面に応じて理解・把握しながら解答を導き出す問題のこと』で、
まさに正面から読み解く力が求められます。
では、なぜ、ひらめきジュニア(幼児部)を経験してきた子どもたちであれば、文章題に向かいそれを読み解く基本姿勢が身についているのでしょうか?
なぜなら、次の指導理念として徹底的に子どもたちに投げかけてきた "プロセス"あるからです。
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脱パターントレーニングで子どもに考えさせる工夫

例えば+は「たす」だけでしょうか?
左側と同じ星の数になる部屋を2つ見つける
皿の大きさに合うようにアメを分ける
ひらめきジュニア(幼児部)では、例えば「1+1=2」「2+3=5」を単なる数式ではなく、
「あわせていくつか」「〇〇個もらった」「あといくつで同じ数になるか」など、
数々の具体的体験を通して多くの「+」をイメージできるように導いてきました。
この「+」という記号と過去のいろいろな経験がつながるように考えさせながら学習意欲を向上させるのが、ポイント脱パターントレーニングです。

このような体験を過去にたくさん経験してきた子であれば、例えば「あといくつで同じ数になるか」という文章に初めて出合っても、
過去の具体的を通してイメージが湧きやすく、問題文を読み解く力につながります。
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柔軟に物事に取り組めるやわらかアタマの育成

具体的体験を通して「なぜ、どうして?」という小さな疑問に正面から向き合い、手がかりを探し、解決策を粘り強くみつけようとする姿勢を育成することです。
例えば、目の前に積み木をおいて観察します。
手本として観察させる
反対側からどのように見えるか言葉で伝えさせる
パターントレーニングでは、「向きは反対に見える」という事実を教え込みます。
確かに反対側に回ると見え方が変わりますが、ひらめき教室では、どのように見え方が変わるのか子どもに問いかけ、「言葉」で伝えるように導きます。
その時の子どもの心の声に耳を傾け、言葉として引き出す体験を数多く積み重ねてきました。
「右」「左」「上」「下」そして色や向きなど、言葉を用いて説明しようという過程で、子どもは思考し、具体的体験が抽象的世界と言葉を通して
つながろうとします。
このように具体的体験が言葉を通じて抽象的な世界とつながった豊富な体験があれば、言葉が文字に置き換わった文章題でもそれほど意味の理解に
苦労はしないはずです。
文章とは、文字で書かれたものの意味を理解し読むものです。自分の言葉で理解したことを話せる子どもであれば、一つ一つの書かれた文字の意味が
分かりさえすれば自分で読み解いていくことができます。
初めて出合った文章でも、少しのヒントで「ああ、そういうことか!」と納得でき、問題文を読み解く力結びついていくのです。
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類推力を鍛えるひらめき指導

パターン化して覚えることに慣れている子の多くは、「やったことがない。」こと「知らない。」ことをやりたがりません。
ですが、かつてひらめき教室で行った浮き沈みの実験で、リンゴが浮くか沈むか問いかけた際、
「リンゴと積み木は、見え方は全く違うが、実は、どちらも木と仲良し、だから浮かぶことに気づいた」と、
見事に説明してくれた子どもがいました。
まさに「ひらめく」瞬間です。
自分の経験を元にこの子は考えたのです。
このような子を育てていきたい、と強く願っています。

ひらめき教室では将来のひらめきを想定して、たくさんのひらめきの種を植えてあり、そこから芽吹き「似ていることに気づく」類推する力に結び付きます。
わかればまたやりたくなる成功体験の連鎖作用、これら全てが自信と自発性を底上げし学習意欲を向上させます。
このような体験を豊富に積んだ子どもであれば、初めて出合った問題・文章でも、過去の経験と照らしあわせあきらめることなく何とかしようとし、
少しのヒントで「ああ、そういうことか!」と納得でき、問題文を読み解く力に結びつきます。

ひらめき教室&涵養塾でも、基本的な取り組み方は、ひらめきジュニア(幼児部)と共通です

ひらめき教室では学習内容の習熟度に応じた『発展的内容』に取り組むとともに、時に過去に学んだ事柄を復習しながら『個に応じた学習』を
進めていきます。特に算数の文章題の場合、この『個に応じた学習』が効果的です。
なぜなら文章題がうまく解けない理由は、ひとりひとり異なるからです。

①ひらめき教室&涵養塾は、子どもたちの体験不足を見逃しません。(具体的体験の重要性
文章題の意味がわからない場合には、前提となる「概念」そのものを具体物を使って確かめる必要があります。
前述のパターントレーニングに慣れ親しんだ子どもには、往々にして具体物を使った実体験そのものが不足しているかもしれません。

②実体験がないと話せない、話せないことは納得して読み取れません。(言葉で伝える重要性
裏を返せば、納得して読み取れたことは、その具体例を自分の言葉で伝わるように話せます。
パターントレーニングに慣れ親しんだ子どもには難しいかもしれません。
複数の文章が組み合わさることで理解が難しくなる場合には、文章をいくつかのパートに分けて
理解の度合いを過去の具体的体験をふまえて言葉で説明できるかどうか確認することが効果的です。

③過去に似たような体験をしていないかが手がかりです。(過去からヒントをもらう重要性
仮にわからないことが生じても、過去に似たような体験をしていないか問いかけながら、
どの部分が理解不足なのか的確に見極め対応することで、文章に込められた意味を、
その場面に応じて理解・把握できるように導くことができます。(読み解く力の育成

意味がわかれば解きたくなる、たくさん解けば得意になります。
ひらめき教室には、読み解く力を育成し、‘わかる’工夫がたくさんあるのです。
級ごと学年ごとにやるべきことが段階を追って整理されている算数検定・漢字検定の問題集を使う理由も、ここにあるのです。

Q:いつから、はじめればいいですか?

A:いつから、はじめていただいても、だいじょうぶです。

ひらめき教室&涵養塾には、個々に、その子に応じた、さかのぼる技術があります。

 級ごと学年ごとにやるべきことが段階を追って整理されている算数検定・漢字検定の問題集を使うことで、それぞれの学習内容の習熟度に応じた
『発展的内容』に取り組むとともに、時に過去に学んだ事柄を復習しながら『個に応じた学習』を進めていきます。